国土交通省港湾局では、島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関して、南西諸島のうち奄美大島・徳之島をモデルケースとして調査を行い、候補地の評価等を行いましたので、結果概要をお知らせします。 |
クルーズ500万人時代の到来に向けて、我が国の寄港地としての魅力を向上させるためには、多様なクルーズ旅客のニーズに対応するための新たな寄港地の開発が必要となっています。
クルーズの先進地域であるカリブ海では、クルーズ船が島嶼部に寄港し、ビーチなどにおいて一日滞在型の寄港地観光が行われており、新たな雇用創出など地元経済の活性化に貢献しています。
我が国では、南西諸島の島々は、山海の豊かな自然を有するのみならず、東アジアのクルーズ発着の中心である中国本土に近接しているなど大きなポテンシャルを有しており、地域の資源を活用した寄港地観光メニューを備えた寄港地としての開発の可能性が極めて高いところです。
このため、国土交通省港湾局では、島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関して、南西諸島のうち奄美大島・徳之島をモデルケースとして調査を行い、候補地検討にあたって評価すべき課題等を整理するとともに、候補地の評価と実現可能性等について概略検討しました(別紙)。
今後、国土交通省では、プロジェクトの具体化に向けて、地元自治体と連携して、さらに検討を進めてまいります
《2017年》
8月14日 国土交通省港湾局から島嶼部(とうしょぶ)における大型クルーズ誘致開発の候補地が発表された。
8月15日 瀬戸内町、公表された地域に隣接する地区へ説明(薩川・瀬武地区は区長へ電話連絡のみ、西古見地区には現地説明がなされた)
8月22日 鹿児島県との協議
8月24日 国土交通省との協議
9月06日 西古見地区への説明会を実施(計画内容、国・県のスタンス等)
9月14日 西古見地区から瀬戸内町長へ当地への誘致希望要望書を提出
9月15日 西古見地区から瀬戸内町議会議長へ陳情書提出(西古見の池堂地区への大型クルーズ船寄港地誘致要望の陳情書)]
9月20日 瀬戸内町議会全員協議会において、国土交通省の事業内容について説明
9月22日 瀬戸内町議会において、西古見地区からの陳情案件について、全員一致で採択
11月08日 瀬戸内商工会理事へ説明 同時期に漁協理事、奄美せとうち観光協会会長に説明
12月13日 瀬戸内町議会、瀬戸内町商工会、瀬戸内漁協協同組合、奄美せとうち観光協会瀬戸内建設業協会連名の陳情案件に対して、全員一致で採択
12月 瀬戸内町から鹿児島県に要望書提出
以下、当会ブログによる記録です
●2017年8月から2018年2月までの経緯
http://saveamami2018.amamin.jp/e686570.html
●2018年2月から8月までの経緯
http://saveamami2018.amamin.jp/e705646.html
●2018年8月から2018年12月までの経緯
http://saveamami2018.amamin.jp/e718335.html
●2018年12月11日から2019年4月10日までの経緯
http://saveamami2018.amamin.jp/e729298.html